2009-01-01から1年間の記事一覧

振り返る時、決意の時

右の絵は、辻まことさんの絵です。 好きな絵です。大晦日と元旦は常連さんが多くお越しのなる日です。53回目の忘年会もまた、この人たちに育てられてきたんだなこの小屋は、と振り返る時を与えてくれるだろうか? 53回目の新年会もまた、この人たちにお…

今年一番の高額商品

オーナーが嘆いています。どうしていつも暮れになると物入りになるのかな?と。去年は年賀状作成中にプリンターが故障で、買う羽目になったし、今年は家電最優先は地デジ対応のテレビだった筈なのに、どうして洗濯機が壊れるんだよ。それに、ドラム式なのに…

徳ちゃんのクリスマスイブ

栗ちゃんが彼女とクリスマス休暇を楽しんでいる今日。徳ちゃんは一人トトロの雪像を作っていました。今日は久しぶりに日中気温が氷点下10℃より暖かく、体感温度は薪ストーブを炊くことも必要ない位に感じられました。実際はマイナス6℃でしたから、本当は…

麦草流ってなぁ〜に?

19日のクリスマス会、いつもの常連さんと始めてのお客さんを交えて、楽しい時間が過ごせました。来年は12月18日(土)再会を約束して。この冬のイベントには、付属する形で読み聞かせの時間をとる事にしてみました。 八ケ岳の山小屋も32軒ほどあって…

冬季スタッフ集合

本日、スタッフとして、徳留こと、徳ちゃんが復帰しました。 相変わらずのドタバタですが、頑張ってちょ。と言うわけで、越冬は栗原(栗ちゃん)、徳留(徳ちゃん)の2名スタッフと島立の3人で、お客様を待つ事になりました。ヒュッテご利用のお客様お声かけ…

一足早いクリスマスプレゼント

今日ドコモさんがアンテナを取り付けに来ました。数日前に4F屋根裏部屋(物置)にある明かり窓の際で、ドコモの携帯電話が通話できる事を発見。連絡したところ、全館利用の可能性を見るために来山してくれました。5時間の電波との格闘の末、パーフェクトと…

閑散期の仕事

森の人、閑散期を利用して、久しぶりに大学教授の講義を2日間受けてきたようです。森の人、最近の北八ケ岳入山者の減少に危機感を感じているらしく、北八ケ岳に広がる針葉樹の森の有効活用を模索する一環として、癒し効果の成分として知られる「フィトンチッ…

近づくクリスマス会

週末はクリスマス会。 いつものメンバー大集合!!福山さん、外山さん、徳原夫妻、今井夫妻、野沢様御一行、宇佐美様御一行参加決定。 予約忘れた常連さん、一般参加のお客さん、予約急いで下さいね。準備がどんどん進んでますから。ツリーの準備OK、ランプ…

栗ちゃんの仕事

週末に合わせるように雪が降ってきました。森も黒くなりつつあったけど、今降り続く雪が明日の朝には、白い世界を取り戻しているでしょう。積雪30cmを超え始めた麦草ヒュッテの玄関の雪かきは栗ちゃんの仕事。寒い外仕事だけど、何だか雪降りは楽しげで…

悩める森の人

この冬の企画にある「読み聞かせ」の内容に森の人が悩んでいます。どうにか宿泊のお客さんと山小屋の持ち合わせている雰囲気を共感できる形として、「読み聞かせ」という手段を試みようとしているようですが、宿泊者の構成(子供連れ・常連・中高年・若年層)の状…

森の人、至福の時

薪ストーブのあまりの暖かさに目を覚ましたヤマネのマー君、再登場。外は雪降り寒々しい日なのに、何だか暖かい土間。今日はいつものくりちゃんの姿は見えず、代わりに森の人が四角い餅を焼いていた。 森の人、山の住人なのにけっこう寒がりで、人一倍薪を消…

透き通った世界に映る風景

山旅人の姿を見たのはいつだったろうか?と思ってしまうほど、このところ人気の無い麦草峠である。 年末を控え中々出かける時期ではないだろうが、山の表情は思いの他心打つ景色に出会える時だ。点在する山小屋の住人たちはその風景に、この世界を職とする価…

野沢菜漬けの日

毎年12月上旬にこの冬の自家製野沢菜漬けをします。 今日は日中気温も暖かく、作業日よりでした。まずは、親戚の畑から野沢菜を包丁を使って刈り取り、次に枯れた葉を取り除き、最後にゴミや土を洗い流し、暫く洗った水分が流れ落ちるまで束ねて立てかけてお…

八ケ岳連峰の神事

八ケ岳観光協会(八ケ岳の山小屋の組織)主催の神事に開山祭(安全祈願祭)と閉山祭があり、先日夏山シーズン終了にあたり閉山祭がおこなわれました。八ケ岳の神事は本来は赤岳神社祭が元になっていて、地元の氏子の皆さんも共催となっています。近年は登山者の…

愛車の定位置

冬一番活躍している車は、茅野側ゲートの内側にある物置車です。 今年も活躍を前に峠からデリカに牽引されて所定の位置にたどり着きました。 今シーズンはどれだけの荷物の保管場所になるんでしょうか?時には雨宿りの個室にもなっている愛車。 2010年の…

セカンドハウス

山小屋という職業も近年は厳しく中々旅に出れずじまいですが、お客さんの中には年間10泊以上ご利用の常連さんもいます。まさにセカンドハウスとして四季折々の来山が目立ちます。今日下山された3人の常連さん達もまさしく居場所をこの小屋に置いているようで…

薪の爆ぜる音、釜の鳴く音

21日はイベント「薪ストーブを囲む会」開催の日でした。参加者はお客様5名と山小屋スタッフ2名の総勢7名のイベントでしたが、外気温−10℃の麦草峠は薪ストーブの暖かさを最高に感じとれる夜となりました。 最近の薪は間伐材のカラマツが殆どですが、爆ぜ…

冬らしき被写体

日本の冬の風景には必ずといっていいほど、軒下に伸びるツララの絵が思い出されます。 寒いだけでは出来ないツララ、南向きの屋根にある雪が太陽に当たりゆっくりと解け、太陽が西日になると同時に今度は凍って行く。それを繰り返し成長して行く。最近は暖冬…

冬がやって来た

メルヘン街道の通行止めに合わせるかのように、本格的な冬がやって来た。この時期としては久しぶりに20cm程の積雪になり、景色は白銀の世界と衣替え。針葉樹のタンネの森の風景はいつ見ても美しい被写体である。 週末に予定しているイベント「薪ストーブ…

すっきりしない日々

数日前から何だか体がだるい。体温は36℃台で平熱に近いのに関節は痛いし、鼻水じゅくじゅく。どんな風邪なんだ? 年々温度変化について行けず、この時期は風邪っぽくなってしまう。用心用心、もういい年だから注意しなきゃねと自分に言い聞かせるのであった。

太平洋へ続く流れ

昨日から降り続く雨、山の保水能力を超えたのか、あちこちで増水し始めている。八ケ岳は分水嶺になっていて、東側(佐久側)に零れる水は千曲川から信濃川、そして日本海へ。西側(諏訪側)に零れる水は諏訪湖を通って天竜川、そして太平洋へ。 雨の日は晴れ…

今年も元気なエノキダケ

今年も元気な天然エノキダケが5年連続顔を出してくれました。自宅の庭のモクレンの切り株に霜降るこの時期にお目見えします。天然のエノキダケは栽培種と違い、白くは無く茶色でぬめりが目立ちます。鍋物、汁物に合いますから、今年も美味しくいただけそうで…

冬枯れの道と懐かしき人

冬枯れの草原に蛇行する木道を目にした時、人の人生にも比喩されそうな感慨に陥った。人の生き方は出来るなら真っ直ぐな道を望むのだろうが、残念ながらいろんな障害にぶつかりながら、時には乗り越え時には回避して、気がつくと曲がりくねった道ができてい…

二人の花咲かおじさん

10月の終わりごろから聞こえていた草刈機の音がばったりと消えた。笹の侵食から自生していた草花を守る為に15年位前から始まった笹刈、5年前からは飯田おじさんとマサヒロおじさんの二人の仕事として続けられ来ています。その笹刈作業が今年も終わった…

気をつけてね!

どうしたのかな? 年配のお客さんがず〜っと誰かを待っているみたい。暫くするとブルー色のレッカー車がやって来て、一緒に外に出て行きました。ドアにはJAFと書いてあって、クリさんとオーナーの話から、凍結した道路から車が落っこちたと知りました。そう…

寒いんだからね!

真面目な筆者「森の人」少々疲れ気味、代わってヤマネのマー君の登場で〜す。 僕は気温が7・8℃になると眠っちゃうのに、このところの寒さゆえ、火力の強まった薪ストーブの暖かさに目が覚めちゃいました。ちょうど仲間の森の人代筆募集中みたいだったから、…

嬉しさと悲しさが同居する日

10月31日(土)、10月最終土曜は第一回麦草祭を設定した日です。昭和30年代の古い小屋からずっと見守ってくださった常連の皆様やクロスカントリースキーブームの頃から冬の常連になったお客様、気がついたら常連さんと呼ばれていた近年の常連やクリスマス会…

鹿除けネット設置、お疲れ様

24日(土)、25日(日)は麦草峠鹿除けネット設置作業の日でした。 この事業は林野庁のモデル事業として八ケ岳で最初の鹿食圧対策事業として行われ、ボランティア20名、森林管理署を中心としたスタッフ20名程の総勢40名で全長750mの距離を鹿除けネットの設置…

晩秋の風景

日に日に季節が進んでいます。夕暮れに光るススキの穂の佇まいは、晩秋を告げる日本の風景です。冬支度も徐々に進み、山小屋の風景の中に顕著に現れてきました。 白い世界の来る前に、凍える季節が来る前に、冬支度!冬支度!

漫ろ寒、ついに登場

小雨交じりの秋の日、漫ろ寒さに誘われて、ついに登場したのが麦草ヒュッテの土間用薪ストーブ。 最近は薪の消費に気をつかってか、ストーブの設置の時期を遅くしてきていますが、10月中旬2100M世界は流石に暖房が必要になりました。薪の馳せる音、大…