人工物の景観は決して歓迎されるものではないけれど、草原と森の樹木の犯され方は最早尋常ではありません。１０年ほど前から始まったニホンジカの食圧は、草原から毒性の強い植物を除き花開く事を許しません。周辺の樹林帯はシラビソの樹木を中心に大小に拘…

｢がっちゃん｣こと山形さんが突然やってきた。がっちゃん曰く、癒されにきたそうな。結果、こちらが癒された。 久しぶりに平塚の佐藤さんが仲間とやったて来た。当然夜は思い出話に花が咲く、ちょっぴり今を交えながら。日曜日には何故か息子さんの隼人君とツ…

女子登山ブームの兆しに便乗企画？いや、これは正しくは無いんですよね！その昔、北八ケ岳は単独の女性の山旅が多かったんです。北八ケ岳には派手さは無いけれど、湖沼や苔、森などの景観に心を癒す力があったのでしょう。また、その力を引き出す能力は女性…

山小屋も時代と共に近代化されてきている昨今、薪割り風情もあまり見られなくなって来ている。化石燃料の高騰に伴い、下界では薪ストーブ流行りと聞きもするけれど、山と森に住む生活の一部になっている北八ケ岳の山小屋には、昔ながらの風景であり、似合っ…

今年は不思議な事に懐かしい仲間たちの来山が続く。２０年ぶりの茅野駅でのお出迎え、両者ともに識別できるかの不安を抱えたままの改札口の待ち合わせ。２０人ほど通り過ぎた乗客の後ろから向かってくる女性は、紛れも無く仙台からやってきた２０年ぶりの菊…

久しぶりに山菜採りもあったが佐久側に下りてみた。住居が茅野側にある事もあって、八ケ岳にはさほど大きな前山が無く奥深さを感じないのが常なのだが、佐久側は違う。 千曲川から前山が始まり深い谷と尾根の向こうに八ケ岳の主稜線が見え隠れする。山は見る…

昨日、自転車世界一周中の外人さんが立ち寄ってくれました。外人さんは二人で、一人のフランス人のエルビィさんが自転車世界一周３３ヶ国目の日本縦断途中でのメルヘン街道越えでした。 もう一人のジュリアンさんはエルビィさんと東京で知り合った自転車仲間…

３年ぶりに来山された佐々木夫婦。ご親族の自宅介護に追われ、遊びの世界が遠のいていた常連の佐々木夫婦が３年ぶりに来山されました。ご親族の介護施設への入居が久しぶりの来山を許したようです。佐々木夫婦は入籍前、田中、佐々木の名前で登場を繰り返し…

昨日、２５年程前の夏のスタッフ大竹夫妻が突然訪れた。私が山小屋に戻って数年経った時のスタッフで、夫婦揃っての採用については当時少なからず悩む時間を要していたので、記憶に残るスタッフの二人でした。不思議なもので元スタッフとの再会は互いの変貌…