2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

八ケ岳連峰の神事

八ケ岳観光協会(八ケ岳の山小屋の組織)主催の神事に開山祭(安全祈願祭)と閉山祭があり、先日夏山シーズン終了にあたり閉山祭がおこなわれました。八ケ岳の神事は本来は赤岳神社祭が元になっていて、地元の氏子の皆さんも共催となっています。近年は登山者の…

愛車の定位置

冬一番活躍している車は、茅野側ゲートの内側にある物置車です。 今年も活躍を前に峠からデリカに牽引されて所定の位置にたどり着きました。 今シーズンはどれだけの荷物の保管場所になるんでしょうか?時には雨宿りの個室にもなっている愛車。 2010年の…

セカンドハウス

山小屋という職業も近年は厳しく中々旅に出れずじまいですが、お客さんの中には年間10泊以上ご利用の常連さんもいます。まさにセカンドハウスとして四季折々の来山が目立ちます。今日下山された3人の常連さん達もまさしく居場所をこの小屋に置いているようで…

薪の爆ぜる音、釜の鳴く音

21日はイベント「薪ストーブを囲む会」開催の日でした。参加者はお客様5名と山小屋スタッフ2名の総勢7名のイベントでしたが、外気温−10℃の麦草峠は薪ストーブの暖かさを最高に感じとれる夜となりました。 最近の薪は間伐材のカラマツが殆どですが、爆ぜ…

冬らしき被写体

日本の冬の風景には必ずといっていいほど、軒下に伸びるツララの絵が思い出されます。 寒いだけでは出来ないツララ、南向きの屋根にある雪が太陽に当たりゆっくりと解け、太陽が西日になると同時に今度は凍って行く。それを繰り返し成長して行く。最近は暖冬…

冬がやって来た

メルヘン街道の通行止めに合わせるかのように、本格的な冬がやって来た。この時期としては久しぶりに20cm程の積雪になり、景色は白銀の世界と衣替え。針葉樹のタンネの森の風景はいつ見ても美しい被写体である。 週末に予定しているイベント「薪ストーブ…

すっきりしない日々

数日前から何だか体がだるい。体温は36℃台で平熱に近いのに関節は痛いし、鼻水じゅくじゅく。どんな風邪なんだ? 年々温度変化について行けず、この時期は風邪っぽくなってしまう。用心用心、もういい年だから注意しなきゃねと自分に言い聞かせるのであった。

太平洋へ続く流れ

昨日から降り続く雨、山の保水能力を超えたのか、あちこちで増水し始めている。八ケ岳は分水嶺になっていて、東側(佐久側)に零れる水は千曲川から信濃川、そして日本海へ。西側(諏訪側)に零れる水は諏訪湖を通って天竜川、そして太平洋へ。 雨の日は晴れ…

今年も元気なエノキダケ

今年も元気な天然エノキダケが5年連続顔を出してくれました。自宅の庭のモクレンの切り株に霜降るこの時期にお目見えします。天然のエノキダケは栽培種と違い、白くは無く茶色でぬめりが目立ちます。鍋物、汁物に合いますから、今年も美味しくいただけそうで…

冬枯れの道と懐かしき人

冬枯れの草原に蛇行する木道を目にした時、人の人生にも比喩されそうな感慨に陥った。人の生き方は出来るなら真っ直ぐな道を望むのだろうが、残念ながらいろんな障害にぶつかりながら、時には乗り越え時には回避して、気がつくと曲がりくねった道ができてい…

二人の花咲かおじさん

10月の終わりごろから聞こえていた草刈機の音がばったりと消えた。笹の侵食から自生していた草花を守る為に15年位前から始まった笹刈、5年前からは飯田おじさんとマサヒロおじさんの二人の仕事として続けられ来ています。その笹刈作業が今年も終わった…

気をつけてね!

どうしたのかな? 年配のお客さんがず〜っと誰かを待っているみたい。暫くするとブルー色のレッカー車がやって来て、一緒に外に出て行きました。ドアにはJAFと書いてあって、クリさんとオーナーの話から、凍結した道路から車が落っこちたと知りました。そう…

寒いんだからね!

真面目な筆者「森の人」少々疲れ気味、代わってヤマネのマー君の登場で〜す。 僕は気温が7・8℃になると眠っちゃうのに、このところの寒さゆえ、火力の強まった薪ストーブの暖かさに目が覚めちゃいました。ちょうど仲間の森の人代筆募集中みたいだったから、…

嬉しさと悲しさが同居する日

10月31日(土)、10月最終土曜は第一回麦草祭を設定した日です。昭和30年代の古い小屋からずっと見守ってくださった常連の皆様やクロスカントリースキーブームの頃から冬の常連になったお客様、気がついたら常連さんと呼ばれていた近年の常連やクリスマス会…