久しぶりの雨に、センチな気分

mugi21272009-09-12

スタッフの旅立ちもあるのか、久しぶりに降る雨にセンチになる日だった。

麦草ヒュッテ50年の歴史の中で、何人のスタッフが携わってくれたのだろうか?100人を超えるだろうか?麦草を懐かしむことがあるだろうか?何故かそんな心境になってしまった。

森の人、私は一人越冬の経験をもつ、小屋回りは白銀の世界、万人が羨む光の祭典、自然のいろんな不可思議さ、望めば凝視できる風景や感激できる時間も用意されていた。

しかし、本当に欲したことは、二週間待っても出逢うことの無い登山者、人間であった。

この経験から、私にとって大切なことは、自然を介して人々の繋がりの時を作ることだと。

今までも、これからも北八ヶ岳の自然を介して、お客様やスタッフとどう繋がっていくのか?思い悩む。

森の人は思う。森色の世界に自然を介して、人々に足跡を残していただけるよう、進もうと。

自然に感謝、お客様に感謝、支えてきたスタッフに感謝。本当にありがとう!! これからも見守ってほしい。

ちょっとセンチな日だった。