種を繋ぐ為に生きる

高さ1mほどの石の窪みに、コメツガの子どもがぽつんとへばり付いていた。

石の窪みに溜まった僅かな土から栄養を吸収しながら、必死に頑張っているようにも窺える。こんな厳しいところで頑張らなくてもと思いつつ、その愛らしさに声援を送りたくなってします。

我々人間も、決して皆が安住の地で生きているとは言えないまま、必死に生きている事にも通じそうだ。

動物であっても、植物であっても、生物は皆、その種を未来に繋げる為に頑張る事が天命として存在するのかも知れない。

・・・森の人