冬山へ入る調査隊

日中気温氷点下15℃、風速10m、体感温度氷点下25℃の中、信州大学の若者たちがそれぞれの研究の為に冬山に入っていた。
一人の若者は数年前から麦草峠周辺の日本鹿の食害調査をしていて、今回は冬の群れの集まるポイントにカメラを設置する作業に入って来た。
二人の若者は白駒池の水質と生物調査をする為に厚さ50cmにもなる氷の壁を開けていた。
身も凍えるこの時期の冬山に調査に入る若者たちに逞しさを感じるのは私だけだろうか?