霧撒く道。車のフロントは前見えぬ世界へと進む。 真っ直ぐと延びた国道の先にどんな夜明けがあるというのだろうか。目の前にある風景が妙に心の中に入り込む。何処か今在る自身に似ているからだろう。そういえば、遠き友人海の子も光射す世界を待ち望んでい…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。