光射す明日に希望を託す時

mugi21272010-12-22

霧撒く道。

車のフロントは前見えぬ世界へと進む。
真っ直ぐと延びた国道の先にどんな夜明けがあるというのだろうか。

目の前にある風景が妙に心の中に入り込む。何処か今在る自身に似ているからだろう。

そういえば、遠き友人海の子も光射す世界を待ち望んでいる筈だ。覚悟の前に、西の空を照らす光を期待して。

ひた走る車の前に広がったものは・・・・天に繋がったのだろうか。

西の町に、暗雲切り裂き幾筋もの光の柱が並んでいる。勝手に互いの幸運を期待して良い、目の前の光景だ。

・・・・山の子