自転車日本一周走破によせて

おめでとう！！
きんたこと久保田さん。やり遂げましたね、自転車日本一周の旅。お疲れ様でした。
人は社会の中で生きていると、普通であるとか一般的あるという事が安心を生むと思うことが良くあります。人の評価も一般的という言葉が基準であったりします。本当は世の中に普通で一般的な人などは存在しないのに。皆、個性豊かで変化にとんでいるのに。ただ、安堵の気持ちを委ねる為に普通であり、常識という教義を使う。
大切なことは、互いに尊重し認めあう関係がある世の中がいいんだろうと思う。
以下、きんたの旅に思うこと。
こんな旅、やってみたいと思い浮かべる人は多いでしょう、しかし、やり遂げる人は特殊に違いない。出発までに築いた仕事の場を捨て、未来にも不安を持ち、この旅に自問自答する日々を送る。凄い精神的エネルギーが無かったら出来ないでしょう。
8年越しの思いを家族の理解といろんな人の協力を得ながらも、しっかりと自身の力で成し遂げた。素晴らしいことです。幾多の苦しみ、悲しみ、自問自答を乗り越えた旅は多くの宝物を残してくれたでしょう。
日本中にできた人の繋がり、きんたワールドに染まった人々、成し遂げた自負、大きな財産です。
元スタッフの夢の成就に麦草ヒュッテが関われたこと、嬉しく思います。
これからは一般的な生活へと入って行くのでしょう。人生の旅はまだまだ続きます。ひょっとしたら、また世界を駆けずり回っているかも知れませんね。
爽やかな風のように過ぎ去った旅人へ。。。森の人