入梅を待ち望む草木たち

mugi21272010-06-17

生き物を構成する成分の殆どは水分と学びました。

雪解けから然程多くの雨の無い今年は、植物たちにとって入梅は何よりも待ち遠しい季節のようです。

確かにジメジメと湿気のある雨の日は、人間にとって決して気持ちの良いものではありませんが、このジメジメ蒸し蒸しが草木を一気に成長させる源だと思うと、一日一日成長が著しい草木の姿が頼もしくもあります。

水分の力を得た植物たちは自身を成長させ、そして子孫を残す為の開花の準備を急ぎます。その開花を人はまた、楽しみとして待ち焦がれます。

麦草峠の草原も鹿除けネットの効果も見られ、多くの草木が重力に逆らって伸び始めています。7月下旬の梅雨明けがいよいよ楽しみとなってきました。