ブログって?言葉って?
私の周りには今日も心を打つ景色が広がっていた。
メルヘン広場を過ぎ、1㌔程進んだあたりの落葉松の白い世界は幻想的で美しかった。独り占めするにはもったいなく、さりとて感激を共有できる友もいず、この目の前にあるすばらしい景色に遭遇した事を今日のブログに書き留めることで誰かに伝えようとしてみる。
このブログに画像を添付するものの、当然ながら画像は静止画像で、雲の流れに従って見え隠れする太陽の光が、刻一刻と白い森の表情を変えていく事は伝わらない。
新麦草HPの立ち上げと共に開設されたブログ「麦草峠の小屋番日記」なのだが、文学的表現を得意としない管理人としては、日々起こる自然の情景や複雑な人間模様を言葉に置き換える作業が時として苦痛にもなってしまう。
しかし、人に伝えることや繋がることにとって如何に言葉が大事なのか、認識している自分が一方にいる。だから、考えてしまうのだ。
時に、綴る文脈に対しての古き友人の言葉は心を強く突き、応えられない自身に苛立ちを感じつつも、迷いつつも、前向きである事だけは失わない。
いつかきっと、ユーモアあるリズミカルな旋律に飾られた言葉の表現がこのブログに登場させる事を夢見て。
。。。。。森の人